ロマン　超希少　ドクター・バロレ・コレクション1973 ヴォルネイ空瓶

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商品の説明

ワインマニア垂涎Dr.バロレ・コレクション　
1973 ヴォルネイ　空瓶。伝説のドクター・バロレ・コレクションの瓶を地下セラーで発見し、マニア向けとして出品します。ある意味、ロマコンより希少かと

バロレ社
20世紀後半まで、ブルゴーニュの殆どのワイン生産者は自家で瓶詰めを行わず、発酵が終わったワインを樽に入った状態でネゴシアンに売却し、収入を得ていました。ネゴシアンは生産者から購入したワインを熟成・瓶詰めし、自社ラベルを貼って販売していました。アルテュール・バロレ・エ・フィス社は1830年設立の小規模ネゴシアンで、主にベルギーの裕福な顧客に直接、高品質のワインを販売していました。
1898年に生まのアルベール・バロレ（ドクター・バロレ）は、医業の傍ら父親から引き継いだネゴシアンも経営していたのですが、彼は事業を拡大することにあまり興味はなく、専ら良質のワインを樽で購入して、ボーヌの城壁沿いのセラーで熟成させていました。彼は収穫が終わるといち早く優良な生産者を訪れ、樽に入ったワインをひと通り試飲したうえで、凝縮して濃厚なワインの樽を選んで購入したといわれています。彼が生涯独身のまま1969年に亡くなった時、セラーには1911年からのブルゴーニュ16万本と、まだオーク樽で熟成中のワイン200樽が残されていました。
死後、アルテュール・バロレ・エ・フィス社の在庫と商標は、相続人である二人の姉によって大規模ネゴシアンのアンリ・ド・ヴィラモン社に売却され、彼の残したワインの一部は1969年12月、英・クリスティーズによってオークションに、競売を担当したワイン鑑定家のマイケル・ブロードベントによれば、セラーに残されていたワインの質は一様ではなく、高品質のものもあれば、飲み頃を過ぎていたものもあったようです。彼は試飲により、在庫から最上のロットを選び、1911年から1959年ヴィンテージにおよぶ約1万8千本を競売にかけました。アルベール・バロレが医師であったことから、このオークションに『ドクター・バロレ・コレクション』というタイトルを冠します。
彼の残したワインはこれ以降、世界中のオークションで高値で取引されるようになったのです。

写真通りで、汚れ、インポートのラベルも痛みありますが、敢えて拭き取り程度にて出品します。
usedでマニア向けである事をご理解下さいませ。